世界中に笑顔を広げるアーティスト RIEの作品集

世界中に笑顔を広げるアーティスト RIE

内観式塗り絵メソッド創始者 / 画家 / イラストレーター / アーティスト

世界中に笑顔を広げるアーティスト RIE

1982 大阪府堺市生まれ(現在 奄美大島在住)

2002 京都嵯峨芸術短期大学 陶芸学科卒業

 

2005年にマレーシアのボルネオ島のある村を訪れ一人の少女に出会う。貧しくても感謝の気持ちと笑顔を忘れない少女との触れ合いを通して「きっと豊かさは彼女の心の中にあるのだろう。」と感じる。帰国後、ボルネオ島滞在で気づかせてもらった「心の豊かさ・人の温かさ」を日本中に、そして世界中に広げたいという想いを込めて絵を描き続けている。

 

2009年には、日本テレビ「おしゃれイズム」スタジオアートの作品提供や日本テレビドラマの壁画を手がけ、同年には第一回ビューティフルオーシャンアワード グランプリ&荒木賞受賞。偶然にもRIEとはスペイン語で「笑って」という意味だということを知る。

 

2011年宮城県南三陸町を訪問 震災復興支援の絵を贈呈。2012年にはANA60周年機体デザインコンテスト大賞を受賞。2014年「愛をうけとった日」(学研パブリッシング)2015年「世界で一番たいせつなあなたへ」-マザー・テレサからの贈り物-(PHP研究所)を出版。その他、個展等幅広いジャンルで活躍している。

 

 

 

 

2012山梨県道志村 ネイチャーランドオム トーテムポール制作

      読売新聞「東日本大震災 南三陸町へ絵画寄贈」取材記事掲載

西麻布 シンデレラハウス個展「愛をうけとる日 展」

ワーナーマイカルシネマズ「こどもまつり」ポスター・定規デザイン

ワーナーマイカルシネマズ「こどもまつり」ライブペイント

婦人の友社「Baybymo」藤本美貴連載コラム タイトルデザイン

ジャカルタ日本祭り ライブペイント(in ジャカルタ)

ANA60周年機体デザインコンテスト大賞受賞

2013小金井市立「さくら保育園」卒園制作壁画指導

六本木cafeスパングル 店舗壁画

平成立志社 勉強会 講演

静岡県焼津市 魚河岸町おこしてぬぐいデザインを担当

関西テレビ 開局55周年スペシャル 生放送出演

 (5万5000人の笑顔で超巨大モザイクアートを担当)

 

2014 「愛をうけとった日」が学研パブリッシングより出版される。

         ファッションカンタータ fromKYOTO 「LOVE展」

       旧嵯峨御所大覚寺門跡 ART作品提供

        Panasonic 汐留ショウルーム夏イベント ワークショップ

         サラヤ株式会社 Design bottleデザインを担当

         さくら水産 原宿竹下口店 店舗壁画 

 

2015 「世界で一番たいせつなあなたへ」

       -マザー・テレサからの贈り物-出版(PHP研究所刊)

        さくら水産 方南町店 店舗壁画 

        読売新聞 全国版 総合ページ「顔」欄に記事掲載

        テレビ大阪主催ART&てづくりバザールゲスト出演 ライブペイント

        テレビ大阪主催マタニティーカーニバルゲスト出演 ライブペイント

       沖縄けんぱーのすばやー 夢ありがとうの絵制作

        銀座教文館 マザー・テレサ記念日 個展開催

       お金に愛される太陽のお財布 (株クラウディアさまから発売)

 

2016 NHK ひるまえほっと出演

        「ありがとう-Thank you-」(あさ出版)

        「あなたのままで輝いて」

        -マザー・テレサが教えてくれたこと-(PHP研究所)       

        「ひとりじゃないよ」(海竜社)出版

    和・旬菜かなえ八重洲店 店舗壁画

    銀座教文館 「THE message展」個展開催

    千葉ニュータウンイオンモールガラスペイント

    湘南スタイル (エイ出版)作品掲載

    内観式塗り絵メソッドワークショップ湘南開催 

 

2017  湘南T-SITE:内観式塗り絵ワークショップ開催

    「ほんとうの自分になるために」
    -マザー・テレサに導かれて-(PHP研究所)

    BMWショウルームにて親子の塗り絵WS開催

    サラヤ株式会社 Design bottleデザインを担当

    藤沢ハワイアンレストランTikiz店舗壁画

        湘南 茅ヶ崎マービスタガーデンにて個展開催

        池袋ワッカビル 3周年館内装飾デザインを担当

 

2018 フジテレビ 火9連続ドラマ 亀梨和也さん主演

   「FINAL CUT(ファイナルカット)」【第三話】作品提供。

 

2019(株)キャロウェイ 逗子海岸海の家壁画担当

2020奄美大島へ移住

       奄美大島(株)ウイオート壁画

       町田酒造黒糖焼酎「YURAI」ラベルデザイン担当

       奄美大島 月の虎カレーパッケージデザイン担当

2021日本テレビ「誰も知らない明石家さんま」第三弾画商企画出演

2022奄美大島(株)グリーンストア ロゴデザイン担当

 

~アーティストRIEの原点にして最後の目的地~

どん底からのスタート

「胃に穴が空く寸前です」
当時は鬱病等という言葉はなく,困り果てた医師が,目に見える異常として診断した時の言葉。

ガラス工芸作家の父に憧れ,小さい頃から作品を描き続けてきました。

いつかは父と並び立つアーティストになりたい。

 

そんな夢は,他ならぬ父によって拒絶され,アーティストであることすら許されない。アーティストとして生活していく大変さを知ればこその親心。絵を描くことは好きでも,アーティストとして生きる,という覚悟をまだ手に入れてなかったRIE。父の言葉に従い,アーティストの道を棄てるしかできなかった。

 

しかし,既にアーティストとしてのRIEは,自分の中で切っても切れないもの。それを押し殺すことは「RIE」を殺すも同然。アーティストの道を否定され,悩む将来への道。海外を飛び回って仕事したい,という漠然とした思い。

短大卒業後年間ワーキングホリデーの為渡濠。帰国したある日,で自分の目指したい姿を見つける。「世界中を回って歴史と文化のふしぎを発見する」番組の女性リポーター。リポーターになるために上京し,アルバイトを続けながらオーディションを受ける日々。 東京の高い物価と家賃が生活を圧迫し,リポーターの道を断念。

 

生活のために得た職は不動産の営業。それも,気合いと根性,精神論ばかりで,過酷なテレアポ営業をさせ続ける会社。芸術とは対極の世界。嘘,裏切りに何度も遭い,人も自分も大嫌いになり,何を信じていいかもわからず,生きる気力すら失い…どうしていいかわからない。そんな日々。

転 機

そんなRIEを救ったのが,当時大学生だった妹からの誘い。身も心もすり切れ,過酷な営業職から逃れること。いつどこに何日行くのかも聞かず,参加を即決。誘いの内容は,マレーシアのボルネオ島へエコツアー&ホームステイという課外授業への参加だった。そこに待ち受けていたのは,過酷な現実。

 

滞在先は,ボルネオ島の貧しい村。電気は開通しておらず,自家発電。入浴はドラム缶風呂。連日気温30℃を超える中で,冷たい飲み物も冷房もない。荒んで擦り切れた心では忍耐することが出来ず,更にストレスが溜まる日々。

 

いらだっていたRIEの価値観を根底から覆したのが,ステイ先の少女の一言だった。まさに一点の曇りもない純白の笑顔。一生懸命しゃべる,たどたどしい英語。 「私は将来先生になりたいのだけど,村は貧しくお金がなくて学校に行けないから,先生にはなれないの。でも,こうやっていろいろな国からいろいろな人が来てくれるから,夢が叶わなくてもいいの。みんなと会えることが私の宝物になるから……」涙が止まらなかった。
人が怖い。自分も他人も大嫌い。何もかもイヤになって生きる意味すら見出せなかった。それがいかに傲慢だったのか。いかに感謝の心が足りていなかったのか。RIEの荒んだ心を浄化する,少女の純真無垢な笑顔。
自分自身に対してもはや何も出来なかったとしても,少女の為に自分は何ができるのか。自分の為ではなく,少女の為に,この旅で出会った笑顔を描いていこう。日本中に、世界中に笑顔を届けたい!!人の役に立ちたい!!
何もかも投げ出したつもりで,ボルネオ島にやってきたはず。それでも投げ出すことが出来なかったのが,アーティストとして在るということ。これはもう二度と手放すことはない。誰に何を言われても。
これが,アーティストRIEの覚悟であり,ゼロからの再スタート。

 

空回りする想い

空回りする想い

「自分の絵がペイントされた飛行機に子どもたちを乗せて,一緒にボルネオに行きたい」これがアーティストRIEとして最初に描いた夢。そこに待ち構えていたのは批判の嵐。

 

「アニメのキャラクターが飛行機に描かれているのには意味があるでしょう。子どもが喜ぶし,子どもが喜ぶと親も嬉しいし…。だからコストを掛けて飛行機にペイントする」「で,あなたの絵がペイントされることで,航空会社や乗客に何のメリットがあるの?」

 

想いはあっても,言葉にできず,あるのはもどかしさ。「どうして飛行機に自分の絵をペイントさせたいのか,その理由は…?」さらに追い打ちを掛けるように,冷たい否定の言葉。「明確に答えられないのに,航空会社が採用するはずない。無理無理!」ボルネオの現状を何も知らない人からの冷酷な言葉。かつて父が否定した時のように,否定される日々。

でも,RIEには,ボルネオ島での体験が在る限り,もう二度と絵筆は手放さない。覚悟しか無かった中で,たくさんの人達の助けを借りて,巡り会った一つのフレーズ。RIEのアーティストとしての覚悟と在り方を表現したもの。
「私は,世界中に笑顔を広げるアーティストです」

踏み出した最初の一歩

人嫌いを完全に克服できたわけではない。

 

まだまだ自分を好きになれない時もある。

 

でも,絵を描く自分だけは,

もう決して否定することはない。

 

絵を描く自分を否定することは,

少女の笑顔を否定するも同然。

 

RIEに出来ることは笑顔を描くこと。

 

描いては発表しイベントや作品展に出展し,雑誌や書籍で何度も取り上げられる。一人でも多くの人に見てもらう努力を繰り返す。あるきっかけで,「アーティストRIE」に対して,父からはじめて「がんばれ」と言われるに至った。父に認めてもらう,という昔日の夢は実現。しかし,RIEが描く夢はまだ先にある。

 

それから5年。

凍てつく風が舞う師走のある日。全日空のWEBサイトに載った一つの文章。「世界36ヶ国,7,042作品の中から大賞作品が決定しました!大賞作品はボーイング767-300型機にペイントされ大空に羽ばたきます!」「大賞」と書かれたすぐ下にあったのは,5年前から変わらないRIEの描く笑顔。これが,世界中に笑顔を広げる,最初の一歩。

芸術性よりも大切なもの

私,RIEのストーリーをご覧頂きましてありがとうございます。
絵の芸術性について,善し悪しの判断は,とても難しいものです。
例えば,ゴッホのように,生前はその芸術性が理解されず,死後になって評価された画家もいます。

私はアーティストですが,作品の芸術性よりもずっと大切にしているものがあります。
高名な画家や評論家に「すばらしい」と言ってもらえる絵よりも,「RIEの絵を見て,心が温かくなったよ!笑顔になれたよ!」と言ってもらえる人の心に届く絵を,死ぬまでに一枚でも多く描きたいと思っています。あなたが私の絵を見て,「すばらしい作品だ」と言うよりも,笑顔を通して生まれる心の豊かさに気付き、その温かい気持ちを「大切な人」に向けて下されば嬉しく思います。

 

未来に笑顔がつながりますように・・・

 

 

私の原点がここにあります。
絵筆を握ったのは3歳の頃。祖父はガラス絵、油絵、祖母は陶芸を趣味
としており、父はガラス工芸作家、母は京都成安のテキスタイルデザイン
学科卒業という芸術家一家のもとに育つ。
 
悩み、葛藤、悲しみ、苦しみを多く表現していた頃の作品。
将来への不安、誰にも相談できず悶々としていた。そんな中、未来への
可能性を信じ少しでも光を見出そうと表現を続け無心で絵を描き続けた10代。
私の原点がここにあります。
(制作:1999年~2002年)